データ・アンカーを使用する
デザインのセクションで説明したように、Service Chainはデータアンカー機能をサポートしている。 このページでは、アンカー機能を有効にする方法を紹介する。 これが有効な場合、SCNは定期的に子チェーンのブロックデータを親チェーンにアンカーし、その存在と不変性を証明する。 これにより、サービスチェーンの安全性と信頼性が確保される。
アンカーリングを有効にする
SCNの親オペレーターをチェック
SCN が正常にインストールされ、実行されていれば、親チェーンのオペレータアカウントが生成されるはずです。
親オペレータとして使用したいキーストアファイルを指定することもできますし、指定しない場合はSCNがキーを生成します。
親オペレータのアドレスは、RPC API の subbridge_parentOperator
で確認できます。
$ kscn attach --datadir ~/kscnd_homeKaia JavaScript コンソールへようこそ!インスタンス:Kaia/vX.X.X/XXXX-XXXX/goX.X.X datadir: ~/kscnd_home modules: admin:1.0 subbridge:1.0 debug:1.0 governance:1.0 istanbul:1.0 klay:1.0 miner:1.0 net:1.0 personal:1.0 rpc:1.0 servicechain:1.0 txpool:1.0 > subbridge.parentOperator "0x726e5C8705892989DAB1E9982FBE0B0A92eC84Bf"
*この親オペレータアカウントのアドレスは、$dataDIR/parent_bridge_account
ディレクトリにあるキーストアファイルから派生したものです。
Add KLAY to Parent Operator account
SCNがブロックデータをアンカリングする際、SCNは親オペレータとしてアンカリング・トランザクションを行う。 Therefore the account needs KLAY to pay the transaction fee. You should add enough KLAY to the parent operator account.
アンカーリングを有効にする
After sending KLAY, you can check the balance like below.
> subbridge.parentOperatorBalance1e+50
次に、RPC API の subbridge.anchoring
を使って、以下のようにアンカリングを有効にする。
詳しくはサブブリッジAPIを参照されたい。
> subbridge.anchoring(true)true
アンカーデータのチェック
アンカー機能が有効な場合、SCNは定期的にブロックデータをメインチェーンにアンカーする。 アンカーデータは以下のように確認できる。